早朝夜間割引は大都市近郊専用 [割引のあれこれ]

ETCをつけていてよかったなぁと感じる瞬間は、料金所をノンストップで通過するときばかりではありません。
マイレージサービス(マイレージカードは発行されませんが)によるポイント還元制度や通勤割引などの各種時間帯割引を使えるというのも、ETCの大きなメリットになります。
特に通勤割引は、割引率が5割引となるため、上手に使えばとてもお得な割引になります。
通勤割引とは言っても、朝と夕方の時間帯(6時~9時、17時~20時)に高速道路を100キロ以内の距離で利用した場合に、それがレジャー目的でも(通勤利用でなくても)ちゃんと5割引になるのです。
高速料金ってもともと高いものですから、普通に走るのと半額になるのとでは財布への優しさが全然違いますよね。

ところが、この通勤割引は、東京・大阪近郊の大都市近郊区間では割引対象とならないのです。
その代わり、と言うのもなんですが、大都市近郊区間においては早朝夜間割引というサービスが使えます。
これは東京・大阪の大都市近郊区間において、夜22時~翌日6時に入口か出口ゲートをETCで通過し、その総距離が100キロ以内であるという条件に当てはまれば、料金が5割引になるというものです。
ただし、首都高・阪神高速は、早朝夜間割引の適用外となるので気をつけてください。

このように、自分がよく使う道路ではどのようなサービスがあってどのように利用すると、最もお得に走れるのかを考えて走るのも、ETC走行の楽しみかもしれません。
また、割引に合わせてETCマイレージサービスも利用すれば、支払った通行料の分だけポイントが貯まり、無料通行分として還元できるのでさらにお得です。

各種時間帯割引は、ETC利用している人であれば自動的に適用されますが、マイレージサービスに関しては自分で申し込まないとポイントは貯まっていきません。
クレジット会社によっては、ETCカードにETCマイレージカードという名称をつけているところもあるようですが、そのようなカードを持っていても、マイレージサービスに申し込んでマイレージIDを発行してもらわないと、ポイントを付与されません。

マイレージという言葉があちこちで使われているため紛らわしいのですが、ETCマイレージサービスを利用するには必ずインターネットか郵送で申し込みを行なってくださいね。

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